ペットボトル離婚、夫が家事をしない⁈


ペットボトル離婚とは、名も無き家事を押し付けられ続けた妻が、最終的に離婚を決意してしまうことを言います。
このペットボトル離婚という言葉自体は、数年前に流行った言葉ですが今はそんなことは全くないかというとそんなことはありません。
そこで現代のペットボトル離婚の実態と、ペットボトル離婚を防ぐ方法を見ていきましょう。

名も無き家事、具体的にはどんなものがあるの?


そもそも、ペットボトル離婚とは名も無き家事がたくさんあることから始まります。
具体的にはどんな家事のことを言うのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。

名も無き家事例(1)

まずは水回りでありがちな、名も無き家事、洗剤やシャンプーなどの詰め替え作業。
洗濯お風呂は共有するスペースであるのにも関わらず、減ってることに気付いたら交換するのはいつだって妻の役目なんですよね。
 

名も無き家事例(2)

続いては、毎年ある何に1度のイベントの日に必要な、そのイベントにあった準備や計画。
イベントの正月やお盆など祝日で夫の休みが重なることも多いことから、一緒に家にいるのに手伝ってくれないことからストレスもいつもの倍になるようです。
 

名も無き家事例(3)

家族の誰もが利用するトイレットペーパーの取り替え。
この取り替えも、妻の仕事です。
自分がトイレットペーパーを使おうと思った時に、取り替えがされていなかったらがったりしますよね。
特に男性と違って女性は毎回トイレットペーパーが必要なので、その場面に遭遇する確率も夫に比べて妻の方が多いのかもしれません。
 
いかがだったでしょうか。名も無き家事、うちでもあるある!と気づいたものはありましたか?
 

名も無き家事、世の夫はどれぐらい負担している?


ではその名も無き家事をどれぐらいの夫が認識&実行しているのでしょうか?
夫婦が名も無き家事を互いにどれぐらいの割合で負担しているか調査したところ、どの家事に関しても、妻が負担している割合が1番多く、その次に負担している割合は夫かと思いきや、「妻と夫2人で一緒に」という割合が多かったのです。
やはり世間の傾向を見ても、夫が1人で見えない家事を負担すると言うパターンはまだまだ少ないと言えます。
 

名も無き家事、夫はなぜしない?!


名前があっても無くても、家事は家事。共同生活を送るのであれば、はやり夫にも率先してやってもらいたいものです。
ではなぜ、世の夫は名も無き家事をやらないのでしょうか?
そこにはこれらの理由が挙げられます。

  • その家事があることを認識していない。
  • 自分がやる責任を感じていない。
  • その家事を必要としていない。

それぞれ詳しく見ていきましょう。
 

その家事があることを認識していない。

そもそもシャンプーを詰め替えたり、トイレットペーパーを補充したりといった名も無き家事が存在していることすら認識していないというパターンです。
それだけ妻がスピーディーにいつも家事をこなしてくれているのでしょうか。
認識していない本人はいつも準備されていることに違和感を感じません。
元々親がなんでもやってくれたり、息子である夫に対してなんでも口出しする環境で育った人に多い傾向があります。
 

自分がやる責任を感じていない。

家事も名も無き家事も、一種の家事!と名も無き家事の重要性に気付いてはいるものの、だからこそその家事を任される大変さを理解しているというパターンです。
このタイプの夫は「一度やってしまえば次から次へと家事を任されるのでは?」という恐怖から、家事も名も無き家事も妻がやるものと割り切って自分からは一切やりません。
 

その家事を必要としていない。

例えばトイレットペーパーなら、ペーパーホルダーに入れ替えなくても直に手でちぎって使えるし、シャンプーなら詰め替え容器をそのまま置いておけば詰め替えなくていい。というズボラな考えを持ってる人もいます。
このタイプは厄介で、私こんな色んな名も無き家事をしているんだからあなたも手伝って!となれば、そんなに文句言うなら家事をやらなければいい、と完結してしまいます。
私が自己満でやっているのかな、と一瞬頭をよぎらせる程、周囲もズボラに引き下ろしてくる危険なタイプです。
 
夫に全ての家事を任せたいとまでは言わないものの、妻が負担している1/3だけでも率先してやってほしいと思ってしまいます。どうすれば自分の役割として名も無き家事をやってくれるのでしょうか。

夫との、ペットボトル離婚を防ぐ方法


夫が名も無き家事をやらない理由がわかったところで、どうすればその家事をやってくれるのかを紹介していきます。

その家事があることを認識していない夫への対策

まずは名も無き家事を一旦放置してみましょう。
飲み切ったペットボトルが置かれていても何も言わずどんどん溜まっていくのを見て見ぬふりをしてしばらく放っておきます。
今まで勝手に居心地の良い環境が作られていたのが当たり前で無かったことに気付くはずです。
そこで自らやってくれるようになれば、ラッキーですが、そのまま放置し続ける人もいます。
そんな時は、きちんと処分してほしいことを伝えたり、「今度放置されてるの見つけたら仕事のカバンの中に入れておくよ。」など罰を与えることで自分でやらなければいけないことを自覚させましょう。
 

自分がやる責任を感じていない夫への対策

このタイプの夫には、「こんな家事もあるんだからあなたもやって欲しい。」と直接言うのではなく、負担と感じさせずに促すのがベストです。
例えばトイレットペーパーなら、「私の方が女性でトイレットペーパーを使う頻度も取り替える頻度も多いから、せめてあなたが気づいた数回は取り替えておいて欲しい。」などと言ってみましょう。
割と、あぁそっか、とやってくれるようになるかも知れません。

その家事を必要としていない夫の対策

このタイプの夫は、名も無き家事を妻が好きでやっていると思っています。
どんなに成果を話しても、協力をお願いしても簡単にはやってはくれないので、こちらもそんなに神経質になる必要はありません。
例えばシャンプーの詰め替え作業なら、詰め替え容器ごとぶら下げて使えるグッズがあったり、毎年のイベントの計画だって、弾丸ツアーみたいに計画しないで旅行に行ってしまえばいいのです。
自分で手を抜く方法を考えた方がこのタイプの夫とは上手く行きやすいです。
それで夫が文句を言うもんなら、じゃ代わりにやって!と言ってみましょう。
一瞬で前言撤回することでしょう。
 
工夫次第で夫も名も無き家事に参戦してくれるかもしれません。ポイントは直接お願いするよりも、やってくれるように工夫し促すことです。

まとめ

ペットボトル離婚は、予想以上に世の夫が名も無き家事に協力しないことから始まることがわかったと思います。

名も無き家事を協力してもらうか、新たな打開策を打つことが、これからのペットボトル離婚を左右する分かれ道です。

今からでも遅くはありません。あなたの夫のタイプに合わせて名も無き家事を解決して自分がストレスから解放される方法を実践してみて下さい。