夫が寝かしつけをマスターする方法


初めての育児。授乳やオムツ替え、沐浴などやるはことはいっぱい。
せめて寝かしつけぐらいは夫に任せて、自分の睡眠時間を確保したい!そう思う奥さんも少なくは無いと思います。
 
でも
「夫が寝かしつけをすると何故かうまくいかず結局自分がやってしまう。」
「また夫に頼んで子供がギャン泣きして夫が挫折するのも嫌。」
そう思った経験はありませんか?
 
夫が寝かしつけの役割を上手に担っている家庭はどうやっているのでしょうか。
今回は、夫の機嫌を損ねることの無い、気づいたら寝かしつけをしてもらうことができた!というような方法を紹介していきます。

夫が寝かしつけをする方法


夫が寝かしつけをできるようにするにはコツがあります。
方法としてはこの4つです。

  • 一緒に過ごす時間をなるべく長くする
  • あえて寝かしつけ方を指摘しない
  • 赤ちゃんが寝やすい方法に気づくきっかけを与える
  • レーニング時は夫も寝るタイミングを狙う

それぞれ詳しく見ていきましょう。
 

一緒に過ごす時間をなるべく長くする

突然寝かしつけをして成功できる夫は、保育士さんなど寝かしつけをするのに慣れている人がほとんどです。
お父さんになりたてで、赤ちゃんを寝かしつけた経験が始めての人であれば、普通は簡単にはできません。
基本的には赤ちゃんも産まれて間もないと、慣れない人には警戒してしまいます。
まずは日頃から一緒にいる時間をたくさん作って、お父さんという認識をさせて同じ空間にいることに安心感を覚えさせましょう。

あえて寝かしつけ方を指摘しない

歌を歌った方が寝るとか、ゆらゆらした方がよく寝付けるなど、お母さんからしたら自分の1番やりやすい寝かしつけ方法があると思います。
ただ、夫に同じやり方を逐一説明して強要しなくても、割と妻が寝かしつけてるところを見ていてそれを参考に自分なりのやり方で寝かしつけに挑戦した方が手っ取り早いことがあります。
最初は事細かくやり方を伝えるよりも、夫独自の方法で寝かしつけをさせてあげましょう。

赤ちゃんが寝やすい方法に気づくきっかけを与える

出かけるときに、なるべく夫に抱っこ紐をしてもらうと、歩いている時赤ちゃんが自然に寝るので、「歩いてたら勝手に寝るんだな。」という気づきに繋がります。
車の運転もなるべく奥さんがするようにして子供は後部座席で夫に見てもらいましょう。そうすれば、赤ちゃんが寝た時に車が揺れると良く寝るんだなと気づくきっかけになります。
そういう気づきを重ねれば、意図的に寝かしつける時も、揺らしたら寝る、どれぐらいの時間揺れてたら自然と眠りにつく、などが夫の感覚で寝かしつけの方法が身につくようになります。

レーニング時は夫も寝るタイミングを狙う

夫と赤ちゃんが一緒に過ごす時間が増えたり、自分と一緒でも自然と寝てくれるという経験をある程度経ても、大事なのはお母さんが努力して作った生活リズムに合わせて赤ちゃんが寝たい時に寝かしつけをすること。
まずは夫が昼寝や、機嫌がいい日の夜のお休みタイムを狙って、いつもお母さんが寝かしつけている場所や時間で一緒に寝かしつけのトレーニングをしてもらいましょう。
赤ちゃんは環境にとても敏感です。
明るかったり、騒音やいつもと違う場所で寝るなど環境に違和感があるだけで中々寝つけません。
相手がお母さんならば環境が多少違っても慣れているので何とかして寝かしつけられるかも知れませんが、夫だとそうはいきません。
最初のトレーニングは夫が昼寝などするタイミングで一緒に赤ちゃんも寝かしつけてもらえば、「今日はママじゃないけど、いつもと同じ場所同じ時間。パパも寝ちゃったから自分も寝よう〜。」と隣で寝てるお父さんを見て自然に眠りに入りやすいです。
 

夫の寝かしつけ、失敗しても諦めないで


試行錯誤して何度も夫が寝かしつけに挑戦するも、中々寝てくれず失敗に終わる。
次に出る言葉はこちらです。
「俺がやると寝ないから、○○(嫁)に任せた〜」
 
でも、諦めないで下さい。
毎日ではなくても、1週間の内、何曜日は夫が寝かしつける日と決めたりして寝かしつけるトレーニングを続けてもらいましょう。
寝かしつけることができなくても、それまで一緒に過ごした子供との時間は大事なコミュニケーションの時間です。
ゴールが必ず寝ることにならずとも、子供も夫も家族でいれて毎日ハッピーならそれで結果オーライです。
もし失敗して諦めそうになっていたら、それでも「少しの時間でも子供を見てくれてありがとう、助かったよ。」など感謝の気持ちを素直に伝えましょう。
 

何をどうやっても夫が寝かしつけをしない時は


それでも寝かしつけを夫に任せるのは無理!となった時は、他の家事を任せましょう。
お母さんがみんな最初からなんでも育児でうまく行ったわけでも無いように、夫だって得意不得意があります。
寝かしつけはできなくても、お皿洗いは自分のを食べ終わったらついでにみんなの分もできるかもしれません。
子供と遊ぶのは、力のある夫の方が高い高いをたくさんしてあげたり、たくさん抱っこできたり得意かもしれません。
他に出来そうなことを聞いてみてその役割をお願いしてみましょう。
そうすることであなたが結果的に寝かしつけをすることになっても、他の負担は減らせるかもしれません。

まとめ

夫が寝かしつけをする方法は実践できそうですか?
もしどうやっても上手くいかないときは、他のことを任せるという手段があることを忘れずに気長にトライしてみて下さいね。